真鍮の特性 ※香炉/凛のご購入前に必ずお読みください
今回は香炉/凛で使用されている「真鍮の特性」についてご紹介します。
ご購入を検討されている方は必ずご一読の上お買い求めください。
真鍮は《エイジング》経年変化します
経年変化とは、時間の経過により色が変わる現象の事。真鍮製品に於いては所謂「アンティーク色、アンティーク風」と呼ばれる色、風合いに変化していきます。
経年変化は真鍮が酸化する事で引き起こされます。塗装をすると真鍮の表面が空気に触れ難くなり経年変化を抑えます。
※塗装しても経年変化を完全に止める事は出来ません。
《静電塗装》より強固にできる塗装
静電気の力を利用するので均一に塗料が回ります。通常のエアスプレーよりも塗着効率が高く環境に優しいことが特徴です。
【メリット】
・経年変化を抑える。
・真鍮製品に指紋が付きずらくなり、お手入れが楽。
・均一な塗膜で美しく仕上がる
【デメリット】
・塗装が剥離し始めると斑に変色する。
塗装された真鍮のお手入れ方法
柔らかい布と研磨剤が入っていない洗剤を使って、塗装を削り取らない様に優しく拭いて下さい。※金属クリーナー等、研磨剤で磨いてしまうと塗装が剥離し、経年変化するスピードが早くなります。
また、均一に剥離出来ていない場合、塗装の掛かっている所と掛かっていない所で色が変わってしまい真鍮が斑模様に変色する恐れがございます。
※キズや斑点について※
真鍮をクリア塗装する工程で、空気上に浮遊する細かい塵などが混入する場合があります。クオリティ(高級感)の高い真鍮色を実現し、現在の価格に納めるには、技術的に避けられません。
また、画像の様なキズや斑点も同様、真鍮の特性によるものです。
キズひとつない製品に仕上げるには、とても高い技術が必要になります。TAKUMI TOKYOでは、現在も、職人の方々と何度もトライアンドエラーを繰り返し、できる限りの努力を尽くしております。
そして、この様な仕上がりの中で厳しく検品し、最小限に抑えられた物をお届けしております。